10月13日開催の木曜コンサートは甘美なメランコリーをテーマに贈る17世紀イギリスとイタリアの美しい楽曲の数々をお楽しみください。大森彩加さんの湧き水のように溢れる清らかな歌声と、詩人のように語るつのだたかしさんのリュートの響きの中に現れる深い情感。公演に寄せて、大森さんとつのださんにインタビューをさせていただきました。
コンサート情報
2022年10月13日 19:00 開演 18:30 開場
もう泣かないで 悲しみの泉よ Weep you no more, sad fountains
ソプラノ 大森彩加 リュート つのだたかし
湖のような深さとやわらかさをたたえる声
繊細かつ大胆なリュートの響き
ジョン・ダウランドのリュートソングは涙を芸術に高め、 イタリアバロックの天才クラウディオ・モンテヴェルディは言葉と感情をほとばしる音楽と色彩に変えた
悲しみの泉からひっそりと溢れる美しい歌の数々
チケット: 全自由席 前売一般 4500円 /学生1500円(25歳以下)
ご予約はこちらで https://kioichosalonhall.com/shop/products/detail/30
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本公演はチケットレスとなっております。当日受付にてご購入がわかるメールのプリント、メール受信画面をご提示ください。万が一、確認がとれるものをお忘れの際は、お名前がわかる身分証明書等を当方のリストと照らし合わせをさせていただきます。
身分証明書のご提示がない場合はご入館できない場合もございますので、
お気を付けくださいませ。
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PROGRAM (プログラムは変更になることがあります)
■イギリス・ルネサンスのリュートソング
ジョン・ダウランド (1563-1626) 流れよ わが涙 Flow my tears
シェイクスピア劇の音楽 五尋の深みに 「テンペスト」劇中曲 Full fathom five
トマス・モーリー (1657-1602) 眠れ まどろむ眼 Sleep, slumbʼring eyes
■イタリア・バロックのマドリガーレ
ジューリオ・カッチーニ (1545~51-1618)
星に語った Sfogava con le stelle
フィッリは星を見上げて Fill, mirando il cielo
クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643)
アリアンナの嘆き オペラ「アリアンナ」より Lamento dʼArianna
バルバラ・ストロッツィ(1619~1677)
聞きなさい 恋する者たちよ Udite Amanti ほか
【プロフィール】
大森彩加(ソプラノ)
東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。2019 年、英国王立音楽院声楽科修士課程修了。英国王立音楽院では、ヘンデル「アルチーナ」にモルガーナ役で出演の他、《バッハ・ザ・ヨーロピアン》シリーズで T. ピノック、P. ヘレヴェッヘ氏と共演。帰国後は主に宗教曲のソリスト、アンサンブルの他、古楽や英米歌曲のレパートリーを中心に演奏活動を行なっている。
つのだたかし(リュート)
1976 年ケルン音楽大学リュート科を卒業。ソロに加え、声楽公演の企画・演奏に力を注ぎ、イギリスのリュートソング、イタリアのマドリガーレ作品などのコンサートを国内外で行う。古楽器バンド《タブラトゥーラ》主宰、古楽CD「パルドン」レーベルのプロデュース。舞台・映画・放送の音楽も手がけ、リュート音楽の楽しみを幅広く発信している。
◆協 力・お問合せ:ダウランド アンド カンパニイ